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【制作秘話】「琵琶湖の水止めたろかグミ」のパッケージデザインはこうして生まれた!
「琵琶湖の水止めたろか」
滋賀県民なら一度は耳にしたことがあるフレーズですよね。
これは近畿の他府県民(京都や大阪)と言い争いになった時に、滋賀県民が切り出すとっておきのジョークです。
実際に使ったことはありませんが、言ったあとはスッキリしそうなのでいざという時に使ってみたいです。
さて、この決まり文句がモチーフとなったお菓子があるのをご存じでしょうか。
ドスの効いた睨み顔…県民の叫び声のようなトゲトゲしい商品名…一度目にしたら忘れられない印象的なパッケージ。
情報番組「ZIP!」でも取り上げられ、オークションサイトでは約2倍の値段で出品されているこのグミのパッケージ…
実は株式会社ジェリフさんのご依頼で、当社がデザインを提案させていただいたものなんです。
ジェリフさんは当社から車で10分、滋賀県野洲市に本社を構える食品会社。
料理用ゼラチンの製造・販売、美容にいいとされるコラーゲンペプチドの販売などを行っている会社です。
実はこちらのグミ、パッケージがもう1つあり「びわ湖を食べるグミ」という商品名で販売されています。
こちらはジェリフのデザイン担当さんが作ったものですが
『「琵琶湖の水止めたろかグミ」という、インパクトのある商品名に負けないデザインはちょっと難しい』
ということで、今回依頼をいただきました。
依頼を受け、社内の女性スタッフがアイデアを出し合い、その中から3案に絞って提出しました。
A案は現在のデザインの元となるインパクト重視なデザイン、
B案は滋賀vs京都の構図が印象的なデザイン、
C案はアメコミ風のコミカルなデザインです。
採用されたA案は「インパクトもあり、グミも全面に出ていてわかりやすく、単純に見た目におもしろい」と高評価!
そして現在の“顔面のクセがすごい”デザインが完成したのです。
販売後、情報番組「ZIP!」でも取り上げられ「おもしろい!」と一躍話題に。
SNSでも、
「今度滋賀行ったら見てみようっと」
「琵琶湖の水止めたろかグミ……欲しすぎるでしょ……!」
など、注目を集めています。
中には「道の駅5軒回ったけどどこも売り切れだったので次回こそは必ず……!」といった執念を見せる方も…!
「びわ湖を食べるグミ」と比べると、売れ行きは6:4で「琵琶湖の水止めたろかグミ」の方が売れているようです。
あのパッケージを見かけたら、思わず手に取りたくなってしまいますよね。
「琵琶湖の水止めたろかグミ」は、株式会社ジェリフの本社(野洲市市三宅)や、滋賀県内の道の駅で販売中です。
また、オンラインでは楽天市場のジェリフ公式ショップでも購入できますよ。
滋賀のお土産・話のネタとして、ぜひ購入してみてくださいね♪