闇バイトの危険性を知る――野性爆弾と守山警察署の取り組み
この顔面インパクト大！の「野性爆弾×守山警察署」闇バイト防犯罪の啓発ポスター。
守山警察署の生活安全課さんからお声かけをいただき博善社印刷で企画・デザインから印刷までを担当させていただきました。
地域の安全・安心にこうして貢献できたことをうれしく思います。
さて、昨年の年末頃から、闇バイトに関するニュースを見かけることが多くなった気がします。関東だけでなく、滋賀県でも逮捕者が出るなど、他人事ではない深刻な状況です。
ニュースを見る限り、若者が闇バイトと知らずに応募し、犯罪行為に加担してしまう…というケースが多いようでした。
実際に、警察庁から発行されている事例集を読むと、逮捕された少年たちは「犯罪行為に加担したことを後悔している」と記されていました。
遊ぶためのお金が欲しくて、「高額報酬」「ホワイト案件」「簡単作業」などの謡い文句につられて応募。
「仕事で使うから」などのウソの理由で、自分の家族構成や住所、保険証の写真、自撮りの顔写真などを送るように言われ、その通りにしてしまう。
その後、仕事内容が犯罪行為だと気づき、辞めたいと申し出るも、「自宅に押しかけるぞ」「家族に危害を加えてやる」などと脅され、仕方なく犯罪に手を染めてしまう…。
家族を大切に思える優しい気持ちがあるのに、断れずに誰かを傷つけてしまう闇バイト。
あってはならないことです。
「未来ある若者が、闇バイトに巻き込まれるのをなんとか阻止したい」
闇バイト防止の啓発活動のため、2024年12月3日、野性爆弾さんが守山警察署で一日署長を務められました。
おふたりは、守山市の河西小学校・守山北中学校・守山北高校を卒業…と、実は守山市ととっても縁が深いんです。
カルト的なクセの強い芸風が特徴の野性爆弾さん。
Instagramでは、ロッシーさん自らも「野性爆弾が、警察署長！？！」と自虐っぽく綴っています。
＜ロッシーさんInstagram＞
https://www.instagram.com/p/DDGnU63hTec/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==
警察官の制服に身を包み、守山警察署で服装の点検をしたり出動の号令をしたあと、守山駅前で詐欺被害や闇バイト防止の呼びかけをされました。
啓発活動の一環で、滋賀県守山市、野洲市の企業や団体からなる『守山・野洲地区「安全・安心まちづくり」事業所等連絡協議会』が発行する闇バイト防止ポスターにも登場したというわけです。
「一人で悩まず相談してよ！」と、何とも言えないやさしい！？表情で語りかけてくるくっきー！さん。正義感が強く、天然で真面目が売りのロッシーさん。いざという時、頼もしいお二人は適任ですね！
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もし、自分のバイトの応募先が闇バイトだと気付いたときや、自分の友人・自分の子どもが「闇バイトに巻きこまれているかも…？」と思ったら、速やかに警察に相談しましょう。
警察では、応募してしまった人、その家族を保護します。
一人で悩まずに、周囲に助けを求めてくださいね。
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